ハードウェア計画の今後について

中村隆生(満開製作所 企画グループ)


 満開製作所では、オリジナルハードウェアの開発を行ってまいりましたが、別

に発表のありました通り、事業を縮小します。そこで、発売予定であったハード

ウェア開発計画全てを、いったん凍結することとなりました。

 ご予約をいただいた方にはご期待を裏切る形となってしまい、お詫びの言葉も

見つかりません。まさに断腸の思いです。

 特に零式計画につきましては、高いご期待をいただいておりましたので、開発

を断念してしまうのは大変惜しまれます。

 そこで、主要な計画につきましては、できるだけ開発を継続できるように、現

在ある会社と交渉を行っております。その会社はX680x0関連の会社ではありませ

んので、開発計画をそのまま引き継ぐことはできません。しかしながら、高い感

心を示していただいていますので、できる限り移行するべく、交渉を続けている

ところです。

 具体的には、次のようになります。これは決定事項ではありません。詳細は随

時ホームページで発表してまいります。


○零式計画

 仕様を大幅に変更して、開発計画を縮小しつつも、「学校のようなマシン」と

いう基本コンセプトはそのままに開発を継承します。


○Venus-X / Jupiter-X

 仕様が変更になるかも知れませんが、基本的には開発を継承します。ただし価

格的にはどうなるか分かりません。


○DSPボード

 仕様はほとんどそのままで、開発を継承します。ただし、添付ソフトは確実に

減るでしょう。


○キット

 人気のあるキットがいくつかありますが、これらは形をかえつつも、できるだ

けそのまま移行する計画です。


○その他

 拡張スロットは、まだどうなるか分かりません。

 PCカードスロットは、同人ハードとして開発を継続するかも知れません。

 倍速スキャンコンバータ、3.5インチ外付けドライブについては、開発計画を

廃止します。


(EOF)